HONEYBEE(3)~エリート外科医の婿入り婚!!溺愛は御遠慮致します~
心臓の鼓動が高まり、全身の血が沸騰し始め、顔にも熱が帯びる。
優しい笑みを浮かべていたと思えば、次の瞬間は不敵に唇は歪んだ。
意地の悪い笑い。
私の反応を見て、世良さんは楽しんでいた。
――――こんな男とは結婚したくない。
「私…彼の嫁にはなりたくないです!お父さん」
「お前が嫁に行くんじゃないぞ。彼が婿に入るんだ。眞白」
「えっ!?」
世良さんが宇佐美家に婿入りする・・・
「そうなの?世良さん」
「あぁ、俺が宇佐美黒人なる…お前が白ウサなら、俺は黒ウサだな…」
「なっ…」
「俺と結婚しても、女性が面倒だと思う銀行の通帳や免許証の改姓はしなくていいんだ、楽だろ?眞白」
「眞白…わしはトイレに行って来る」
父は私達を二人だけにして部屋を出てしまった。