HONEYBEE(3)~エリート外科医の婿入り婚!!溺愛は御遠慮致します~
周防さんは俺に名刺をくれた。
「俺、これから…君の奥さんとオペに入るんだ…じゃあな…眞白」
俺は名刺だけを受け取り、急いで本館へと入って行った。
******
手術用の準備をして、オペ室の自動扉を潜った。
モニターの電子音が響く静かな空間。俺の顔つきも自然と引き締まっていく。
先にオペ室に入っていた周防先生とオペナースたちが俺の到着を待って居た。
「準備は整っていますよ」
「ありがとう…周防先生」
周防先生が患者の頭側に立ち、全身麻酔を施していく。
患者は九歳の少年。
産まれて間もなく心臓病の手術を受け、洞不全症候群を患う。
心臓のリズムの司令塔となる洞結節の故障により、一分間に三十回しか収縮の指令が出せなくなったり、突然数秒間指令が出せなくなったりとそれによって、心室も収縮せず、血液が送り出せなくなり、意識が朦朧としたり、意識消失を招くコトがある。
こう言った病状にはペースメーカーの植え込み手術が有効手段となっていた。
植え込みの手術方法は年齢によって変わって来る。
相手は小児。
全身麻酔で開胸し、腹部にペースメーカーを植え込む。
こうして、小さな子供の開胸は何度も経験しているが、オペ室の廊下で待つ親御さんにしてみれば、どんな手術でも心配で生きた心地がしないだろう。
「俺、これから…君の奥さんとオペに入るんだ…じゃあな…眞白」
俺は名刺だけを受け取り、急いで本館へと入って行った。
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手術用の準備をして、オペ室の自動扉を潜った。
モニターの電子音が響く静かな空間。俺の顔つきも自然と引き締まっていく。
先にオペ室に入っていた周防先生とオペナースたちが俺の到着を待って居た。
「準備は整っていますよ」
「ありがとう…周防先生」
周防先生が患者の頭側に立ち、全身麻酔を施していく。
患者は九歳の少年。
産まれて間もなく心臓病の手術を受け、洞不全症候群を患う。
心臓のリズムの司令塔となる洞結節の故障により、一分間に三十回しか収縮の指令が出せなくなったり、突然数秒間指令が出せなくなったりとそれによって、心室も収縮せず、血液が送り出せなくなり、意識が朦朧としたり、意識消失を招くコトがある。
こう言った病状にはペースメーカーの植え込み手術が有効手段となっていた。
植え込みの手術方法は年齢によって変わって来る。
相手は小児。
全身麻酔で開胸し、腹部にペースメーカーを植え込む。
こうして、小さな子供の開胸は何度も経験しているが、オペ室の廊下で待つ親御さんにしてみれば、どんな手術でも心配で生きた心地がしないだろう。