【完】桜色の君を抱きしめたい
「佐伯さん。今日は帰って、ゆっくり休もう。俺たちで送って行くから」

「兄貴。俺は先生と一緒に職員室に行く。あとは頼んだ」

「貴斗...。分かった。責任を持って佐伯さんを家まで送ってくよ」

「貴斗先輩」

「なんだ?」

「ありがとうございます」

「いいよ。それより今日はゆっくり休め。じゃあな」

「行こうか」

「はい。あ、でも、掃除...」

「私達でやっておくからいいよ。また明日ね」

「はい...!ありがとうございます」
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