【プロット】変わり者の将軍は男装姫を娶る
冒頭部分プロット
【冒頭部分プロット】
<第一話>
白蓮皇国の大将軍である蔡李翔(さいりしょう)はこの度あげた戦功で皇帝の公主を娶ることになった。公主の名は彩慶(さいけい)
だが、数多い皇帝の子供の名前に疎い李翔は友である高瑠信(こうりゅうしん)に彩慶公主のことを尋ねる。瑠信は能力の高さで若くして丞相となった男だ。
瑠信の話によると、彩慶公主は冷宮送りとなった廃妃呉氏の娘だという。
呉氏はかつて皇貴妃として後宮で最も位が高く、皇帝の寵妃だったが、罪を犯して冷宮送りとなったのだ。
それを聞いた李翔は騙されたと思った。
公主が降嫁してくるというので期待していただけに落胆が大きかったのだ。
他の公主は草原の民出身の李翔に嫁ぐことを嫌がったらしい。
そして、迎えた結婚式当日、輿に乗った花嫁が李翔の屋敷にやってきた。
赤に金糸の刺繍が施された花嫁衣裳をまとった公主はベールを被っていて顔が見えない。
あまり期待していなかった李翔はベールをとった公主の顔を見て驚く。

<第二話>
公主の顔は自身の副将である黄彩(こうさい)にそっくりだったのだ。
一瞬、本人かと疑ったが、すぐに思い直す。
黄彩は武に秀でており、また軍師としても有能な部下だ。多少線が細いので少女と間違われることもあるが、李翔は黄彩を誰よりも男らしいと思っている。
黄彩が公主であるはずがない。
目の前の少女は化粧を施されているが、素顔も整っていると分かる。李翔は公主が醜女でなくて良かったと失礼なことを思ってしまう。
いよいよ床入りとなり、寝室で二人きりになったところで異変が起きる。
突然、黒装束の男が彩慶を弑そうと襲いかかる。男は彩慶を狙った暗殺者だ。
李翔は懐に忍ばせておいた短刀で男と対峙する。男は逃げようと寝室の窓から飛び出す。しかし、男の背に矢が突き刺さった。

<第三話>
矢を放ったのは彩慶だった。
その腕前を見て李翔は確信する。
彩慶は黄彩だ。その証拠に彩慶の肩に鷹がとまった。鷹は黄彩が飼いならし可愛がっている白耀(はくよう)だ。鷹とはいえ白耀は戦友。見間違えるはずがない。
彩慶を問い詰めるとあっさり認めた。
そして、語りだす。
なぜ公主でありながら軍に身を置いていたのか?
彩慶の母である呉氏は冤罪で廃妃にされたという。陥れたのは呉氏を憎んでいた朱徳妃(しゅとくひ)とその兄朱石燕(しゅせきえん)。石燕は三公の首座である司徒(しと)だ。呉氏の生家である呉家は三公の大尉(たいい)を務めており、仲が悪かった。
母を陥れた石燕と朱徳妃を許せない彩慶は極秘に彼らの罪を暴くことにした。
しかし、公主という身分は彩慶にとって邪魔だ。返上して動くつもりだったが、父帝は認めなかった。仕方なく身分を隠して男装し従軍したのだ。武を磨くためと情報を集めるには軍に身を置くことは最適だった。
李翔はふと瑠信が石燕は敵国である紫桜国(しおうこく)と通じている疑いがあることを聞いていた。何とかして失脚させたいとも。
縁があって夫婦となったからと彩慶に協力をすることにしたのだった。
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