はじめてのカレカノ

「翔の上辺だけで好きになった訳?そんなの翔のファンクラブの子と一緒よね。夜はほとんど毎日バイトして、翔には時間が足りないの。何も知らないくせに彼女面しないでよ!」

私は何も言い返せなかった。

確かに高槻先輩は工事現場でバイトをしていたけど、バイトの理由なんて聞いたことなかった。

そう考えたら高槻先輩から滅多に連絡が来ないことことも理解できる。

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