平凡な私の獣騎士団もふもふライフ3
さすがのコーマックも驚いたようだ。
「ちょ、君の尻尾はどうなっているんですか! 器用に包み込まれましたよ!?」
《チッ、やかましい。魔力量と潜在能力値の違いだ》
この時ばかりは、声が発せられるのが面倒そうな顰め面をしている。一際長く優雅な尻尾が、気を取り直すように振られた。
見ていた獣騎士たちが、「おぉう」と咄嗟に口へ手をやる。
「カルロ、普段こんな口調なんだな」
「想像ぴったりの無愛想さ」
「誰かさんを彷彿とさせる上から目線感が強い」
「その喋り方、なんか団長にそっくり……」
「言っている場合か!」
あわあわと呟いたコーマックに、ジェドが叱る声を投げた。リズは、カルロに何度か尻尾で背を支えられたのを思い出してしまっていた。
一度旋回したカルロが、再びスピードを上げて亡霊に体当たりした。
《※※※※※! なぜ山から出たのだ!》
亡霊が怒り狂った咆哮を上げた。そのまま大型の二頭が、そのまま激しく爪と牙で攻防する。
《なぜお前が人間の味方をする! どうして私の邪魔をするのか!》
《お前が間違っているからだ。古き白獣の戦士、お前は命を尽きて長き使命を果たした。ならば、もう眠れ》
《眠れるものか! 私は悔い続けた! 自分が白獣であったことを怨んだ! だから魂は故郷へ戻れず……こうして亡霊となってここにいる!》
「ちょ、君の尻尾はどうなっているんですか! 器用に包み込まれましたよ!?」
《チッ、やかましい。魔力量と潜在能力値の違いだ》
この時ばかりは、声が発せられるのが面倒そうな顰め面をしている。一際長く優雅な尻尾が、気を取り直すように振られた。
見ていた獣騎士たちが、「おぉう」と咄嗟に口へ手をやる。
「カルロ、普段こんな口調なんだな」
「想像ぴったりの無愛想さ」
「誰かさんを彷彿とさせる上から目線感が強い」
「その喋り方、なんか団長にそっくり……」
「言っている場合か!」
あわあわと呟いたコーマックに、ジェドが叱る声を投げた。リズは、カルロに何度か尻尾で背を支えられたのを思い出してしまっていた。
一度旋回したカルロが、再びスピードを上げて亡霊に体当たりした。
《※※※※※! なぜ山から出たのだ!》
亡霊が怒り狂った咆哮を上げた。そのまま大型の二頭が、そのまま激しく爪と牙で攻防する。
《なぜお前が人間の味方をする! どうして私の邪魔をするのか!》
《お前が間違っているからだ。古き白獣の戦士、お前は命を尽きて長き使命を果たした。ならば、もう眠れ》
《眠れるものか! 私は悔い続けた! 自分が白獣であったことを怨んだ! だから魂は故郷へ戻れず……こうして亡霊となってここにいる!》