平凡な私の獣騎士団もふもふライフ3
「はじめましてお母様。リズの〝先輩〟ジェドと申します。彼女は久しぶりの新人団員で、入団時からとても素晴らしい働きをしていますよ」
「ま、まぁまぁ、それは良かったですわ」
挨拶された母が、慣れない作法に戸惑った。しかし美しく微笑みかけられているのは、まんざらでもなさそうだ。
いや、なんで私のお母さんを母呼ばわりしているの?
リズは首を捻った。続いてジェドは、父とも熱く握手を交わした。
「お初にお目にかかります、娘さんからお話はかねがね聞いています。彼女は、とてもご両親思いですね」
「君、分かってくれるのか! そうなんだよ、リズは昔っから優しい子でねぇ。よく転んだりするのに、幼い頃からおつかいも頑張ってくれていてね」
ころっと懐柔された父の目が、不意に温かく潤む。
「ずっと小さいままだと思っていたのに、娘というのは、いつの間にか巣立つものだね。寂しくなって帰ってくるかもしれないと思っていたら、手紙で『頑張る』と、いつもひたむきな言葉が書かれてあって」
「あなた、またそれ?」
母が、意外と涙もろい筋肉たくましい父の腕を叩く。近くにいた村の男たちも、またかよと親しげな野次を飛ばした。
たくましい村人たちだ。
ジェドとコーマックが思わず、新鮮そうに目配せし合う。
「まさか獣騎士団員になって、しかも王都でも活躍したと聞いて驚いたよ」
「ま、まぁまぁ、それは良かったですわ」
挨拶された母が、慣れない作法に戸惑った。しかし美しく微笑みかけられているのは、まんざらでもなさそうだ。
いや、なんで私のお母さんを母呼ばわりしているの?
リズは首を捻った。続いてジェドは、父とも熱く握手を交わした。
「お初にお目にかかります、娘さんからお話はかねがね聞いています。彼女は、とてもご両親思いですね」
「君、分かってくれるのか! そうなんだよ、リズは昔っから優しい子でねぇ。よく転んだりするのに、幼い頃からおつかいも頑張ってくれていてね」
ころっと懐柔された父の目が、不意に温かく潤む。
「ずっと小さいままだと思っていたのに、娘というのは、いつの間にか巣立つものだね。寂しくなって帰ってくるかもしれないと思っていたら、手紙で『頑張る』と、いつもひたむきな言葉が書かれてあって」
「あなた、またそれ?」
母が、意外と涙もろい筋肉たくましい父の腕を叩く。近くにいた村の男たちも、またかよと親しげな野次を飛ばした。
たくましい村人たちだ。
ジェドとコーマックが思わず、新鮮そうに目配せし合う。
「まさか獣騎士団員になって、しかも王都でも活躍したと聞いて驚いたよ」