平凡な私の獣騎士団もふもふライフ3
「はい……。そして何より〝相手〟に動きを知られてしまうと、調査に支障が出てしまうかもしれないと考えたのです。少しでも早く解決したい」
相手、とジェドが小さく反応する。
「それは、人間が指示していると取っても?」
「はい。獣の目撃情報が初めて出たあと、金銭をたびたび奪っていく子供が現われて、それからセットになったのです」
「それ以来ずっと一緒に目撃されている、と?」
ジェドが、探るような目でカシムを見つめ返した。慎重なその問い掛けに、彼はしっかりと頷く。
「金銭の事件に関しては、子供が獣と一緒になって旅人から脅し取っています。我々は、子供が獣を操っているのではないか、と推測しています」
大型で凶暴な獣を操る子供。
恐ろしい獣の正体が、本当にこの世に蘇った白獣だとすると、その子供が獣騎士候補である可能性も高くなる。
リズとコーマックの背筋が反射的に伸びる。
見守っていると、ジェドが少し考えるように顎に手をあてた。
「その獣が、白獣に関わるのかどうか早急に知りたいですね」
やがて、ジェドの考えの一つがもらされた。
それはカシムに言い聞かせるというより、リズとコーマックに調査の優先順位を共有していた。
「我々もそう思っているところです。もしアレが白獣だったモノだとすると……いずれ死者が出てしまう」
「あなたは白獣を知っているようだ。何か他に心あたりは?」
相手、とジェドが小さく反応する。
「それは、人間が指示していると取っても?」
「はい。獣の目撃情報が初めて出たあと、金銭をたびたび奪っていく子供が現われて、それからセットになったのです」
「それ以来ずっと一緒に目撃されている、と?」
ジェドが、探るような目でカシムを見つめ返した。慎重なその問い掛けに、彼はしっかりと頷く。
「金銭の事件に関しては、子供が獣と一緒になって旅人から脅し取っています。我々は、子供が獣を操っているのではないか、と推測しています」
大型で凶暴な獣を操る子供。
恐ろしい獣の正体が、本当にこの世に蘇った白獣だとすると、その子供が獣騎士候補である可能性も高くなる。
リズとコーマックの背筋が反射的に伸びる。
見守っていると、ジェドが少し考えるように顎に手をあてた。
「その獣が、白獣に関わるのかどうか早急に知りたいですね」
やがて、ジェドの考えの一つがもらされた。
それはカシムに言い聞かせるというより、リズとコーマックに調査の優先順位を共有していた。
「我々もそう思っているところです。もしアレが白獣だったモノだとすると……いずれ死者が出てしまう」
「あなたは白獣を知っているようだ。何か他に心あたりは?」