天才か、狂人か。     ~変 態 化学教師、野球部の監督にさせられる~


「ですが僕の予想では・・

本人も[頭の中が真っ白で何も覚えていない]と答えるでしょうね。」


「どういう事ですか・・?」


「体感温度50度を超すマウンドに立ち続けて、1回~15回まで、

一人でずっと投げていたんだったら・・


味方の攻撃時、ベンチに居る時は青愛学園の動きが気になって、

疑心暗鬼に陥って休息がちゃんと取れていなかったとしたら・・


彼の【集中力】は限界を超えていてもおかしくありません。」


「・・・・・・・・・。」


「それでも必死に繋いできた彼の“闘魂”が、

あの一瞬だけ“真っ白”になってしまったとしても、それは偶然ではありません。

必然の結果です。」


「・・・・・・・・・・・・。」


「今日の青愛学園の勝因は、
投手陣の頑張りと野手陣の頑張りで、

相手打線を1点に抑えて、
【守り勝った】事でしょう。

・・・・逆に、
愛工大 名錬の敗因は・・・・。」


「・・・・・・・・。」


「・・エース1人だけに・・・
頼りすぎてしまった事でしょうね。」










《延長15回。2―1を以て、
青愛学園の勝利となります!

互いの健闘を讃え合って、礼!!》


「「「ありがとうございました!」」」
「「「・・がとう・・・ました・・。」」」



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