ヤンデレな子犬系狼様の愛は重すぎる。
「ねぇねぇ?なに話してるの?」

「っ!」

 と、尊和くん……。

 助けて欲しいけど……ちょっと怖い……。

「好きって、なにが。僕の可愛いヒヨになにかした訳?全員ぶっ殺されたいの?え?まさかMですかぁ?ひーよおいで」

「う、うんっ……」

 機嫌を損ねては、なんだかヤバい気がしたので、尊和くんに近寄っていく。

「ぎゅーは?」

「ええっ……は、はいっ……」

ぎゅうっ。

「っ、よくできました」

 そういって、私の頭を撫でてくれた尊和くん。

 ふふっ、尊和くんに頭撫でられるの、好きだなぁ。

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