ヤンデレな子犬系狼様の愛は重すぎる。
「嬉しそうだね」

「ふふっ、尊和くんに頭撫でてもらえると、とっても幸せになれるの」

 ちょっと恥ずかしかったけれど、そう言う。

「っ……じゃあおでこにちゅってしてあげる」

「へっ?」

 次第に、額にキスを落とされた。

「っ……」

 尊和くんの唇が触れた場所に、思わず手を当てる。

「ほぉら。僕が一番好きなんだよヒヨは」

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