あの夜身ごもったら、赤ちゃんごと御曹司に溺愛されています
ふと思い出したのは悠一さんと初めて会った時に聞いた話だった。
『一月に満月が2度目の時をブルームーンっていうんだ』
この時飲んだお酒もブルームーンだった。
そういえば、あのカクテルの意味って
『完全なる愛と叶わぬ恋』
だったけ。
元気が出るようにと作ってくれたけど、わたしの場合叶わぬ恋で終わったな。
「柊ちゃん、きょうお月様見にいく?」
今日の満月を見ることで気持ちをクリーンにしたかった。
「いくいく。おちゅきしゃま〜」
頭の上で円を作って左右に動かす柊一。
「じゃあ〜、今日はテント貼ってキャンプしようか〜」
「あら、柊ちゃんいいね〜」
祖母に言われ柊一は嬉しそうに立ち上がるとぴょんぴょん跳ねた。
でも本当は、現実から逃げたかったにかもしれない。
彼が結婚することは、ここにいたら自然と耳に入ってしまう。
だから式が終わるまでは森に隠れたかったのだ。
『一月に満月が2度目の時をブルームーンっていうんだ』
この時飲んだお酒もブルームーンだった。
そういえば、あのカクテルの意味って
『完全なる愛と叶わぬ恋』
だったけ。
元気が出るようにと作ってくれたけど、わたしの場合叶わぬ恋で終わったな。
「柊ちゃん、きょうお月様見にいく?」
今日の満月を見ることで気持ちをクリーンにしたかった。
「いくいく。おちゅきしゃま〜」
頭の上で円を作って左右に動かす柊一。
「じゃあ〜、今日はテント貼ってキャンプしようか〜」
「あら、柊ちゃんいいね〜」
祖母に言われ柊一は嬉しそうに立ち上がるとぴょんぴょん跳ねた。
でも本当は、現実から逃げたかったにかもしれない。
彼が結婚することは、ここにいたら自然と耳に入ってしまう。
だから式が終わるまでは森に隠れたかったのだ。