あの夜身ごもったら、赤ちゃんごと御曹司に溺愛されています
——なんで?
私は幻でも見ているかのと思い、目を凝らした。
だが、間違いない。
悠一さんだった。
でも彼なら確か今日結婚式だったのでは?
そんな彼がどうしてここに来ているの?
「どうしてここに?」
「……君に会いに来た」
「そうじゃなくて、今日結婚式じゃ?」
「白紙になった」
「白紙って……どういうことですか?」
信じられなかった。
だって祖父は結婚式に参加する人たちがこの島に大勢来ていたと言っていた。
だからどうしても彼の言っていることが信じられなかった。
すると悠一さんはこうなった経緯を話しはじめた。
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