風になびく君の髪






そして次の日


俺はダフニーランドに行く準備をする


なんだろう……めっちゃ緊張する!!


だって水瀬と一緒にダフニーランドだろ!?


こんなん緊張するなって方が無理があるだろ!


俺はソワソワしながらも髪を整える


んーーそろそろ父さんに髪でも切ってもらおうかな


なんて思いながら緊張を解していく


今は朝の9時


集合が12時からだから2時間くらい時間余ったな


早すぎた……

まあそれくらい楽しみにしてたってことだ

すると


洗面台のドアから顔だけひょこっと顔を覗かせる雪乃が目に入る


「なんだ?」


俺が聞くと


「なんか女の人来てるけど」


「え!?誰!?」


俺は飛びつくように聞く


まさか……水瀬!?


「この前来てた綺麗な女の人」


綺麗な女の人??


水瀬じゃねーかよー!!!






俺は急いで玄関に向かって


勢いよくドアを開ける


すると



「やっほー」


「………」


俺は言葉を失う


目の前にいるのは水瀬ではなく


湯山だったから


「な、なんでお前なんだよ!」


「あらー?悪いー?」


くそ!雪乃のやつ!綺麗な女の人が湯山なわけねーだろ!


「あ、光井髪セットしちゃって、あたしのこと待ってたの?」


「ちげーよ!出掛けんだよ!」


「へぇー誰と?」


俺はそう聞かれると少しうろたえるが


「水瀬とだよ」


「えー!?遥香と!?」


驚く湯山に俺は嫌な顔を浮かべる


なーんか湯山に知られるのも嫌だなー


「いやーでも凛先輩の妹じゃなくてよかったなー」


「あぁ、まああの子は言えばやめてくれるタイプだと思うからな」



「あら、あたしと真逆なのね」


「お前はしつけー」




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