風になびく君の髪







しばらくして湯山もいつもの調子に戻っていた


「いやー今日はありがとね」


湯山は言えただけでスッキリしたらしい


まあそんなこと言えないよな


全く歌ってないからか湯山は俺の分までお金を出してくれた


俺は湯山の忠告通りどっちつかずにならないようにしたいけど


まだまだ時間はかかるかもしれない


あと1回でいい


ひまわりと話がしたい


それがまた喧嘩になったとしてもそれでいい


俺に確かめるチャンスを与えて欲しい




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