幼なじみの溺愛が、私を離してくれません

でも、そんな結弦のことを結弦に負けないくらい想ってる。



その想いを伝えたいから…ぼやけた視界じゃ嫌だから、涙を拭う。



真っ直ぐ結弦を見つめて、精一杯の想いを込めて。



「私も、結弦のことが好き。結弦が思ってるよりずっと、結弦のことを想ってる」



今まで素直に言えなかっことを、結弦に届けたい。



「今まで素直になれなくて…冷たくしたり、拒んでごめんなさい。これからは絶対そんなことしないし、結弦に嫌われないように…ってきゃっ…!?」



まだ話の途中だというのに、結弦は私を押し倒す勢いで抱きついてきた。



「っほんと?雫も、僕と同じ気持ち?」



「だからそう言って…」



「っ…好き。大好き。もう雫は僕だけのものだから。今さら好きじゃないとか言われても、そんなのナシだよ」
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