幼なじみの溺愛が、私を離してくれません
そう言う結弦は、今にも泣きそな顔ではにかんだ。
「…好きじゃないなんて、言うわけないから」
「っ…あ〜もう、雫が可愛すぎて困る…!」
「っちょっと、ここ公園…っ!」
結弦の顔がずいっと近づいて、ゼロ距離になりそうになったところを慌てて押し返す。
「人が来るかもしれないでしょ…!」
「さっきは拒まないって言ったのに…」
文字通り口を尖らせる結弦に頭を抱えた。
…やっぱりこういうところは治らないの?
たしかに拒まないとは言ったけと、それとこれとは話が違う。
「…ひ、人がいるところはだめ」
「…それは、2人きりならいいってこと?」
結弦の期待の眼差しに、こくんと頷す。