幼なじみの溺愛が、私を離してくれません
もう高校生なんだから、迷子にだけはなって欲しくない。
もし迷子センターとかに呼び出されたら恥ずかしすぎる…。
どうしたものかと困っていると、またもや影野くんが「おーい」と2人に呼びかけた。
「青木さんも結弦も、とりあえずこっち戻ってきて。じゃないと、霧山さんが機嫌悪くなって帰っちゃうかもよ?」
平然と言ったものだから、思わずギョッとして影野くんを見た。
こんなことで機嫌が悪くなるわけないでしょ…!?
「ちょっと、それどういう意味…」
影野くんを問いただそうとしたら、千夏と結弦が2人揃って振り返り、一瞬でこっちに戻ってきた。
「ごめん雫!雫が行きたいとこ行こ…!」
「雫ちゃんごめんなさい〜!お願いだから帰らないで〜!!」
「2人は私をなんだと思ってるの?」
そんなやり取りを交えつつ、屋台めぐりスタート。