幼なじみの溺愛が、私を離してくれません

「いーのいーの。だからほら、行った行った」



「ええっ…?」



悩ましいけど、そこまで言われたら今はとりあえず行くしかない。



言われた通り座って待っていると、またすぐに影野くんが戻ってきた。



早くクレープを渡して、私の分払わないと。



「お金払う」



すかさずそう言うと、影野くんは苦笑をこぼして首を横に振った。



「これくらい奢るよ。そのつもりでいたしね」



な、なにそれ…なんかすごい、彼氏感出してくるじゃん…。



さっきからいったいなんなんだ…。



「ダメだよ、そういうのは。…はいこれ、私の分。受け取って」
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