【完】嘘から始まる初恋ウェディング
「ルナさん、そのイヤリング可愛いね」
仕事の資料をディスクでまとめていると、不意に同僚の女の子から声が掛けられる。
とはいえ企画部の女性は私よりも年上の先輩ばかりだ。 周りから距離を置かれていた私は、余り周囲の同僚ととめどない会話をした事がなかった。
白鳥さんから貰ったイヤリング。最初は少し派手かなと思ったけれど、つけてみたら案外オフィスでも違和感はなかった。
真っ黒の長い髪をひとつに括り、動くたびにイヤリングが揺れて、それだけで勇気が出るような気がした。
「ありがとうございます。 お気に入りなんです」
「意外。ルナさんがTHE LISSのアクセをつけるなんて。
もっとお高い物ばかり身に着けると思っていたから」
「私なんて…そんな…。 意外に高い物なんて身に着けていませんわ」
「あはは~、そうなんだ。私もそのブランド好きなの~。可愛いもんね~。
ちょっと親近感。ルナさんみたいなお嬢様が自分と同じブランド持っているなんて。
私もこれ見て、ブレス。彼にプレゼントしてもらったの」
「まあーッ素敵!可愛らしいですわぁ。桜色のピンクですね。華奢な腕によく似合っています」
仕事の資料をディスクでまとめていると、不意に同僚の女の子から声が掛けられる。
とはいえ企画部の女性は私よりも年上の先輩ばかりだ。 周りから距離を置かれていた私は、余り周囲の同僚ととめどない会話をした事がなかった。
白鳥さんから貰ったイヤリング。最初は少し派手かなと思ったけれど、つけてみたら案外オフィスでも違和感はなかった。
真っ黒の長い髪をひとつに括り、動くたびにイヤリングが揺れて、それだけで勇気が出るような気がした。
「ありがとうございます。 お気に入りなんです」
「意外。ルナさんがTHE LISSのアクセをつけるなんて。
もっとお高い物ばかり身に着けると思っていたから」
「私なんて…そんな…。 意外に高い物なんて身に着けていませんわ」
「あはは~、そうなんだ。私もそのブランド好きなの~。可愛いもんね~。
ちょっと親近感。ルナさんみたいなお嬢様が自分と同じブランド持っているなんて。
私もこれ見て、ブレス。彼にプレゼントしてもらったの」
「まあーッ素敵!可愛らしいですわぁ。桜色のピンクですね。華奢な腕によく似合っています」