【完】嘘から始まる初恋ウェディング

これ、これって恋バナというものでしょうか。 自分も恋をしているから、よく分かる。大好きな人から貰ったプレゼントが嬉しくて、周りに自慢したくなる気持ち。

仕事中だというのに、今まで仕事でしか話した事なかった人達が周りに集まってきて、盛り上がってしまった。

そして、ランチにまで誘われてしまった。 その様子を部長と話をしていた白鳥さんがちらりと見つめていて、少しだけはにかんで笑っていた。

「ルナさんって意外に天然で面白い子なんだね~。
今まで社長の娘だし、近寄りがたかったんだけど」

「だよねぇー。私もルナさんとは話をしてみたかったの。 毎朝一番にオフィスに来て、お掃除してくれてるでしょう?
うちの部署が空気良いのはルナさんのお陰だって知ってたけど
実は毎回飾ってくれるお花が楽しみだったりして」

「いえいえ、皆さんが仕事をしやすいようにと…私は何も出来ない女ですから」

「あはは、やっぱりウケる。 何も出来ない事ないじゃんかね~
最近うちの商品もマンネリ化してきてるって丁度思った時、ルナさんの商品いいなあーって思ってたんだ。
ねぇ、ルナさんってお菓子好きでしょう?!」

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