訳あり無表情少女と一途な幼馴染 〜裏の仕事〜
廊下を歩けば、奥に扉が見える
栞がノックすると、中から若い男の声が
栞に続いて入れば、暖色の落ち着いた感じの部屋になってる
俺達から見て正面になってるソファには、金髪の男が

「おはようございます」

頭を軽く下げる栞に倣い、同様にする

「おはようございます」
「おはよう、今日も宜しくね」
「桜井さんから伺ってると思いますが
 彼が今日から俺に付く組員の「桜井 蓮君、だろ?」」

急に名前を呼ばれ、目を見開く
ちゃんと零(レイ)って偽名を考えてたのに
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