訳あり無表情少女と一途な幼馴染 〜裏の仕事part2〜
栞から情報が来て、警視総監に連絡した後すぐに会場に向かった
見た目はパーティーが終わり、常連達も居なくなって静かな会場だ
無理矢理ついてきた蓮と紫音は、何故か迷わず常連が居たであろう別室を見つけ
鍵が掛かってるもう1つの部屋にも辿り着いた
無駄に重厚な鍵を壊して入れば、数人の黒服と警視総監の息子が壁際に倒れて
蓮と紫音が駆け寄る所には、傷だらけの栞と酒向が

『姉さん!酒向さん!』
『栞!栞ぃ!!』
『お前等退いてろ』

声を荒げる2人を組員に抑えさせ、辛うじて意識が残ってる酒向と目を合わせる

『酒向!分かるか!?』
『はぁ…はぁ…はぁ…』

返事が無いまま、ガクッと酒向の首が垂れる

『酒向!』

完全に意識が無い
口からの出血と体の暴行の痕、恐らく内臓がやられてる
酒向から栞を離し、抱き上げる

『お前等!酒向を運べ!』

組員に酒向を任せて、腕の中の栞を見る
浅い呼吸に全身からの出血、そして…赤黒い歪な血管の様なモノ
今まで見た事の無い栞の状態に、焦りが生じる

『蓮、紫音!栞を運べ!』

2人に栞を託し、俺は倒れてる黒服とアイツの息子に目を向ける

『コイツ等も拘束して地下室に運べ!』
『『『はい!』』』


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