訳あり無表情少女と一途な幼馴染 〜裏の仕事part2〜

「薬の影響でいつ、力がどんな暴走をするか分からない
 かつ、薬の分析もある
 暴走を抑えるのと薬の分析
 それを確実にやる為に、それ以外の体の機能を最低限に抑える
 つまり当分は寝たきり、…悪く言えば昏睡状態になる」
「「「…」」」

誰もが言葉を発せれない状況の中

「分かった」

最初に頷いたのは頭

「栞の好きなのを沢山作って待ってるわね」

ニコッと笑顔の姐さん

「組の仕事は俺に任せろ」

頼もしい表情の若

「ちょっ、ちょっと待って下さい!?」

組員の1人が慌てる

「何で誰も止めねぇんですか!?
 どうしてそんな簡単に納得してんですか!?
 酒向も!!何で何も言わねぇ!?」
「…」

栞さんは苦痛に耐えながら、生きようと踠いてる

「言われたろ、一番良い方法だと
 栞さんがそう言うんなら、それ以上の方法は無い
 確かに待ってる側にとっては辛いが、目覚めないとは言ってない
 栞さんは俺等を悲しませる事は決してしない
 必ず、完治して戻ってくる
 それを分かってるから、皆…納得してるんだ」

どれだけ待つか分からないが、栞さんは絶対に目覚める
信じてるから、不安は無い

「ちゃんと治して戻ってきてもらえれば、何も言いません」

栞さんが明日、喋れる様にまで回復して皆に挨拶したいとの事で、今日は解散
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