訳あり無表情少女と一途な幼馴染 〜裏の仕事part2〜
酒向side
翌日、収集を掛けられた
向かったのは昨日と同じ栞さんの部屋
栞さんは紫音君に支えられて、上半身だけ起き上がってる
未だに辛い表情で、目を瞑って苦痛に耐えてる
蓮様は紫音君の反対側に座り
全員が集まったのを栞さんに伝えると
栞さんは目を瞑りながらもコク…と頷く

「栞は喋るのも難しい、だから俺が代わりに話す
 結論から言えば、治療法が思い付いたそうだ」

一同がワッと喜びを露わにする
俺も膝の上で拳をギュッと握り、自然と笑みが溢れる
でも、改めて栞さんや蓮様、紫音君の表情を見ると浮かない表情だ
…どういう事だ?

「それで、どう治療するんだ?」

若が聞けば、一同が一気に静まり返る

「…、栞によれば、これ以上の治療法が思いつかないそうだ
 今から言うのが、一番良い方法だ」

まるで
どんな方法だとしても、それで納得しろと言われている様だ
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