エリートな彼の好きな女 ~ウブな秘書は恋愛をしたくないのです~
「岩倉……」
「あ、ほら、前に大学の同級生とランチしたって言ったじゃないですか。 それが彼です!」
「ああ、知ってる。 グーゼン再会した同級生…ね。 あんた、本当は陽葵に会うために近くを彷徨いてたんじゃないのか」
な!? 急に何を言い出すのか、この社長は!
私には全く理解できない思考回路に段々苛立ってきた。
「岩倉くんがそんなストーカーみたいなことするわけないでしょう!? 変です、社長!」
社長は、強引で面倒くさがりで女性に対して最低なところはあるけど、初対面の人を悪く言うような人じゃないはず。
そう思ってたのに、今日の社長は違う。
なんの根拠もなく人をストーカー扱いって、酷すぎるよ!
「ストーカーですか。 酷い言われようだな」
本当だよ! 申し訳なさすぎる!
「岩倉くん、ごめんね? うちの社長が失礼なことを! ほんと、気にしなくていいから。 じゃ、またね!」
私は社長を連れて急ぎ足でコンビニを出た。
そのまま強引に車に乗り込むと、彼をきっと睨みつける。
「何考えてるんですか!」
「何がだ」
まだ冷たい声だ。
初めて見る冷たい表情の社長に、一瞬怖気付いてしまう。
だって、社長がこんな顔するなんて。
一体何がそうさせてるの?
「岩倉くんに、どうしてあんな酷いことを言ったんですか?」
「酷い? 事実を言ったまでだが」
事実? 岩倉くんがストーカー?
有り得ない。 彼は大学の人気者で、本当に良い人なのに。
よく知りもしないあなたがどうしてそんなことを言えるの?
「岩倉くんはそんな人じゃありません」
私の声も、酷く冷たくなる。
「陽葵は何も知らないんだな。 あいつは業界では有名なんだよ。 女遊びが激しいってな」
「は……?」
「あ、ほら、前に大学の同級生とランチしたって言ったじゃないですか。 それが彼です!」
「ああ、知ってる。 グーゼン再会した同級生…ね。 あんた、本当は陽葵に会うために近くを彷徨いてたんじゃないのか」
な!? 急に何を言い出すのか、この社長は!
私には全く理解できない思考回路に段々苛立ってきた。
「岩倉くんがそんなストーカーみたいなことするわけないでしょう!? 変です、社長!」
社長は、強引で面倒くさがりで女性に対して最低なところはあるけど、初対面の人を悪く言うような人じゃないはず。
そう思ってたのに、今日の社長は違う。
なんの根拠もなく人をストーカー扱いって、酷すぎるよ!
「ストーカーですか。 酷い言われようだな」
本当だよ! 申し訳なさすぎる!
「岩倉くん、ごめんね? うちの社長が失礼なことを! ほんと、気にしなくていいから。 じゃ、またね!」
私は社長を連れて急ぎ足でコンビニを出た。
そのまま強引に車に乗り込むと、彼をきっと睨みつける。
「何考えてるんですか!」
「何がだ」
まだ冷たい声だ。
初めて見る冷たい表情の社長に、一瞬怖気付いてしまう。
だって、社長がこんな顔するなんて。
一体何がそうさせてるの?
「岩倉くんに、どうしてあんな酷いことを言ったんですか?」
「酷い? 事実を言ったまでだが」
事実? 岩倉くんがストーカー?
有り得ない。 彼は大学の人気者で、本当に良い人なのに。
よく知りもしないあなたがどうしてそんなことを言えるの?
「岩倉くんはそんな人じゃありません」
私の声も、酷く冷たくなる。
「陽葵は何も知らないんだな。 あいつは業界では有名なんだよ。 女遊びが激しいってな」
「は……?」