24時の鐘と俺様オオカミ
「……意味がわかりません」
「つまりは、」


 引き出しから教科書や筆箱を取り出して立ち上がると、私の頭を撫でてきた。

 放った言葉は、


「お前も、さっさと俺を好きになればいいのになってこと」


 爆弾を一つ置いて、大路君はすたすたと教室から出ていく。

 フリーズする私の背を押すように、始業のチャイムが鳴り響いた。


(このっ、俺様め……!)


 そして――……時間は動き出す。
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