秘密で子育てしていたら、エリート外科医が極上パパになりました
そのときまでに涼晴のお父さんとも和解ができればいいのだけれど。
辰己家の動向については、兄の取引先であるアートディヴィジョンの社長が目を光らせてくれているけれど、兄の会社が妨害工作を受けるようなことは今のところないらしい。
それどころか、涼晴のお父さんはあれだけ嫌っていた長男、長女を直属の重役に昇進させ、会社を継がせる準備をしているという。
涼晴が投げかけた言葉をきちんと考えてくれたのだろうか……いつか私たちの関係も認めてくれる日がくるといいなと願っている。
「茜音」
不意に涼晴が私にささやきかける。
「毎年こうやって、三人で桜を見よう」
「そうだね」
次の桜の季節が来る頃には、晴馬は少しだけお兄さんになっているだろう。その次の年はもっと。その翌年は七五三かな? さらに二年経つ頃にはもうランドセルを背負っている頃だ。
少しずつ、でもあっという間に成長していく晴馬を、ふたりでしっかりと見守っていこう。これからはずっと一緒だ。
辰己家の動向については、兄の取引先であるアートディヴィジョンの社長が目を光らせてくれているけれど、兄の会社が妨害工作を受けるようなことは今のところないらしい。
それどころか、涼晴のお父さんはあれだけ嫌っていた長男、長女を直属の重役に昇進させ、会社を継がせる準備をしているという。
涼晴が投げかけた言葉をきちんと考えてくれたのだろうか……いつか私たちの関係も認めてくれる日がくるといいなと願っている。
「茜音」
不意に涼晴が私にささやきかける。
「毎年こうやって、三人で桜を見よう」
「そうだね」
次の桜の季節が来る頃には、晴馬は少しだけお兄さんになっているだろう。その次の年はもっと。その翌年は七五三かな? さらに二年経つ頃にはもうランドセルを背負っている頃だ。
少しずつ、でもあっという間に成長していく晴馬を、ふたりでしっかりと見守っていこう。これからはずっと一緒だ。