クールな完璧先輩は推し活女子を溺愛する
「凄いよ!鳥飼くん!よくこの構図に気付いたね!しかも僕が伝えたかった緊迫感までこの表紙から感じ取るなんて!!ひょっとして、絵画かカメラの趣味があるのかい?」

響一郎は興味津々といった様子で

“にじっ!”“にじっ!”っと、

魅亜の席ににじり寄ってきた。

「い、いえ……そんな趣味は……。でもあの、アニメとか特撮とか好きで、よくこういう構図のカットを見てるから……」

本当は○○○という特撮ドラマの、○○監督回の、第○話のこのシーンが素晴らしいんです!と熱く語りたい魅亜。

しかし以前、田部井ちゃんからオタクは男子から嫌われると釘を刺されたことを思い出し、ぐっと堪えた。
< 120 / 200 >

この作品をシェア

pagetop