クールな完璧先輩は推し活女子を溺愛する
「これでよし!っと。鳥飼くんも僕と同じ機種のスマホなんだね。僕も新学期を機にこのメーカーに乗り換えたばかりなんだよ」

響一郎は赤外線を済ませると、魅亜のピンク色のスマホを指差しながら話した。

「ハァ……あの、私は乗り換えが苦手で、全然方向が違うのに、筑紫線と大牟田線の区別もつかないくらいで……。あ!でも、新幹線は割と得意でお買い物とか便利だし博多駅とか大好きだったから、博多駅前大陥没は本当にショックでした。特撮ドラマだとよく起こるんですけどね。地脈に封じていた怪獣の封印が解けた結果の大陥没とかは──。まさかそれが現実に起こるとは思いませんでした……」
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