クールな完璧先輩は推し活女子を溺愛する
「ああ、その事かい?鳥飼くんはずっとその事を気にして上の空だったんだね。まあ、あの件は向こうから言い出したことだし、僕としてはあまり興味がないんだけどね」

さすが、『嫌いなことは、アッサリと。そうでもないことはホドホドに。好きなことは命懸け!』をモットーとする男は違う。

菅原響一郎はケガやヘタをすれば停学処分にもなりかねない“決闘”にも、興味がないという理由で極めて無頓着であった。

「そ、それならやめて頂けますか!?」

「僕は構わないよ。でも、彼はどうかな?」

「せ、説得します!いつですか?決闘の期日は!?」

「今夜10時。場所は学校のグラウンドだよ」

響一郎が退屈そうに答えると、魅亜は早速アキラにメールした。
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