身ごもりましたが、結婚できません~御曹司との甘すぎる懐妊事情~
「凛音の体を洗って綺麗にするのが好きだし、その後俺が用意したランジェリーと洋服を身につけた凛音は、見えないところまで全部俺仕様。かわいくて仕方がない」

「あの、それもちょっと困っていて……。たしかに素敵なランジェリーなんですけど私には高価すぎます。おまけにこの家のクローゼットに使い切れないほどたっぷり。服だって私の一ヶ月の食費よりお高いものばかり用意してあって……っん」
 
凛音の言葉が気に入らないのか、柊吾は凛音の胸の先端をきゅっと摘まんだ。

体の芯がぶるりと震え、凛音は背を反らし胸を突き出した。

「それのどこが悪い? 凛音に似合いそうなランジェリーや服があれば値段なんて関係ない。気に入らないなら次は一緒に買いに行くだけだ」
 
柊吾は不機嫌な声でそう言うと、突き出された凛音の胸をゆっくりと揉みしだく。

「買い物に連れて行こうとしても散々嫌がるから俺好みのものを取り寄せてるのに、いつまで遠慮してるんだ」

「だ、だって……私は」
 
瑠依の身代わりで、単なるセフレのような存在。

必要以上に優しくされると、いずれ訪れる別れがいっそうつらくなるだけ。

遠慮するのは当然だ。

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