FUZZY
「俺ね、まじでびっくりしてる。理乃さんのこと考えてて、そしたらほんとに会えちゃうんだもん!」
もしかして、ぼおっとしてたのって、私のことを考えてたから?頭の中、私でいっぱい?なんだろ、愛しさが爆発寸前なんですけど。
「そんなかわいいこと言わないでよ。おばちゃん、ちょろいから好きなもの買ってあげたくなっちゃうじゃん」
財布にいくら入ってたっけ?!今日の買い物の為に結構おろしてるから大丈夫だとは思うんだけど。服とかアクセサリーなら全然買ってあげられるよ!
と。
「ものはいらないから理乃さんが欲しいな?」
「…へ、」
「もう一回言おうか?」
「う、ううん、ううん、いらない!言わなくてもいい!」
「そう?つまり、そういうこと」
「……それは、」
「ん?」
「いつもみたいに体で、ということで合ってますでしょうか?」
私の言葉に、ふはっと吹き出して口を押さえた碧生くん。肩が揺れているし、めちゃくちゃ笑っておられる。なんで?間違った?