LOVEPAIN⑥
「お前、今日っていつもナツキの所に行ってた曜日じゃなかったっけ?」


成瀬はエンジンをかけると、
思い出したように助手席に座る私を見た。


成瀬に言われる前からも、今日がナツキが休みなのは頭に有った。


そして、今日もナツキから何も連絡がないなぁって。


「そうなんですけど。
このまま私家に帰ります」


今日はもう遅いから、篤の部屋へも行かず、本当に家に帰るつもり。


今日は仕事で夜は行けないと、事前に篤には伝えている。


最近、夜は篤と一緒に居る事が当たり前になって来ているから。


「そっか」


成瀬は私のその言葉で何かを察したのか、
深く何かを私に訊いて来る事は無い。



それにしても…。


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