LOVEPAIN⑥
翌日
朝と兼用の昼食を終え、
片付けてから、
ナツキの居るソファーで一息付く
腕時計を見ると、
14時前
誕生日にナツキに貰ったこのピンクの文字盤の腕時計は、
本当に私のお気に入り
今は、これが腕にないと落ち着かない
「そろそろ、帰る?
送ってくけど」
ナツキはテレビから、
私に視線を向けた
「帰るけど、送らなくて大丈夫。
このまま買い物に行こうと思って。
服が欲しいから」
このマンションの近くに、
大きなファッションビルがある