空の色
コンコンガラッ

大輔「なみ!!!あ、瀬野先生!お疲れ様です。」

瀬野先生「川島先生の登場だね〜。怒られそうだから俺は退散しよっと〜」

瀬野先生が病室を出てから、私は大輔と目を合わせずにいた。

大輔「ったく、走るなっていつも言ってるだろ?俺の言い方も悪かったかもしれないけど…。」

なみ「うんん、なんか、、、発作が起きそうで、ピリピリして、、、でも言えなくて。。。」

大輔「なんでも言えって言ってるだろ、、、」

なみ「うん、、、そうなんだけど、そうなんだけど....」

大輔(なみの言いたいことはわかってる。発作で入院ってなると、最低でも毎回1ヶ月くらいの入院になってしまう、入院嫌いのなみからしてみたら、そんな素直に言える問題じゃないんだよな、、、)

大輔「わかったから。次またなんかあったらすぐいうんだぞ?あ、アブレーション治療頑張れよ!!俺、ちょっと呼ばれてるからもういくね。」
と言って病室を出て行った。

なみ「はぁ、、、また入院、、」
何度も見てる白い天井を見てつぶやいた。


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