空の色

初デート

今日は、瀬野先生とデート!!
ただ、私のやりたいことに、瀬野先生がついてくるだけなのに、瀬野先生がデートって言うから、私はなぜかいつも以上にウキウキしてた。

瀬野先生「今日は約束があります。絶対に無理をしない。何かあったら必ず言う。俺のドクターストップがかかったら、何があっても即終了。これが守れるか?」

なみ「....うん...わかったよ。」

瀬野先生「ちょっとこっちきて」
と言い、私をソファに座らせた。

瀬野先生「ちょっと診察。」
と言って聴診を始めた。瀬野先生の聴診はいつも長いんだけど、最近、大輔も長いんだよな〜、、、って考えてたら終わってた。

瀬野先生「よし、着替えておいで。」

なみ「はーい!!」
何着ようかな〜。とルンルンで寝室に行った。綺麗めワンピースに着替えてメイクもバッチリして、サラサラのストレートの髪の毛をハーフアップにして、リビングに行った!

なみ「準備できたよーん!」

瀬野先生「とっても似合ってる!!」

なみ「本当に〜?嬉しい〜!って、先生も今日はかなりオシャレしてない??」

瀬野先生「デートだからね〜ははは、さて、行こうか!」

最初の場所は美容院!
瀬野先生が予約してくれてたみたいで、とってもオシャレな所だった。
担当の美容師さんは可愛い女の人で、私に髪の要望など色々聞いてくれた。

美容師さん「今日はどのようにいたしますか??」

なみ「うーんと、、、ボブにしたくて、切りっぱなしの。あと、カラーもしたくて、、」

美容師さん「思いっきり切っちゃうんですねー!かしこまりましたー!」

その間、私のことをチラチラ瀬野先生が待合場所から見ていた。
私はたまに手を振ったり、変な顔したりしてた。

美容師さん「はい!完成です〜!!お疲れ様でした!」

なみ「とても良い感じですー!!!ありがとうございました。」

瀬野先生「凄い似合ってる!!かわいい!!」

なみ「本当?よかった〜」
そして私は、お金払おうとしたら、先に瀬野先生が払ってしまっていた。

なみ「えー、私普通にお金払ったのに、、、」

瀬野先生「今日は、特別だから良いの。」
と言いながら手を握られると思ったら、脈を測られてた。

瀬野先生「次はどこ行く〜?少し休憩しようか、カフェとかはどう?」

なみ「うん、そうする!!」

そして、私たちはカフェに着いた。
席に着くと瀬野先生から聞きたくないことを言われた。


瀬野先生「なみ、少し予定より早めだけど、そろそろ帰ろっか。」

なみ「やだ。まだ美容院しか行ってないし。」

瀬野先生「なーみ?約束は?」

なみ「....」

瀬野先生「じゃぁ、ドリンク飲んだから帰ろう?」

なみ「...」


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