ここは会社なので求愛禁止です! 素直になれないアラサー女子は年下男子にトロトロに溺愛されてます。
靴を履き玄関を出る。
「開いた!! やっぱり大雅いたんじゃん!!」
「マコト!? お前何してんだよ!」
大雅?マコト?この女の人は誰?
突然の出来事に思考回路が回らない。心臓がバクバクと動く。うまく息ができない。心臓を誰かに握り潰されているのだろうか、苦しい、苦しい、苦しい。
「連絡したよ! なのに大雅全然出てくれないんだもんっ、寒かったぁ、早く部屋に入れてよ」
マコトと呼ばれる女性は撫でるような声を出し松田の腕に絡みつく、私を見るなりキッと睨み敵意を見せた。
一瞬で悟った、ああ、彼女は松田が好きなのだと。
「あの、私帰るので、じゃあ失礼しました」
「水野さんっ! ありがとうございました、気をつけて下さいね!」
最後までマコトは松田の腕にしっかりと絡み、私の事を睨んでいた。
二人の腕が絡んでいる所を見たくなくて足早にその場を離れた。
「え……」
自分の目が熱い、ツーっと頬が濡れる。頬が濡れてから気づいた、自分の目から涙が流れている事に。涙が溢れて止まらない。
「あはは……何で今更……」
好き。松田が好き。今更自分の気持ちに気付くなんて遅すぎた――。
「開いた!! やっぱり大雅いたんじゃん!!」
「マコト!? お前何してんだよ!」
大雅?マコト?この女の人は誰?
突然の出来事に思考回路が回らない。心臓がバクバクと動く。うまく息ができない。心臓を誰かに握り潰されているのだろうか、苦しい、苦しい、苦しい。
「連絡したよ! なのに大雅全然出てくれないんだもんっ、寒かったぁ、早く部屋に入れてよ」
マコトと呼ばれる女性は撫でるような声を出し松田の腕に絡みつく、私を見るなりキッと睨み敵意を見せた。
一瞬で悟った、ああ、彼女は松田が好きなのだと。
「あの、私帰るので、じゃあ失礼しました」
「水野さんっ! ありがとうございました、気をつけて下さいね!」
最後までマコトは松田の腕にしっかりと絡み、私の事を睨んでいた。
二人の腕が絡んでいる所を見たくなくて足早にその場を離れた。
「え……」
自分の目が熱い、ツーっと頬が濡れる。頬が濡れてから気づいた、自分の目から涙が流れている事に。涙が溢れて止まらない。
「あはは……何で今更……」
好き。松田が好き。今更自分の気持ちに気付くなんて遅すぎた――。