ここは会社なので求愛禁止です! 素直になれないアラサー女子は年下男子にトロトロに溺愛されてます。
橅木に肩を抱かれその場を後にした。松田がどんな表情でこちらを見ていたのかは分からないが、もし顔を見てしまっていたら酷いことを言ってしまいそうだった。そのくらいマコトに嫉妬していた。
「橅木……ごめんね」
「何があったんだかさっぱり分かんねーけど、真紀がまた泣いてるってただことじゃ無いだろ、ほっとける訳ないだろ」
「……またマコトが来てた、さっきそこで会って一緒に帰ろうって、そしたら松田君三人で帰ろうとか言うんだよ? 酷すぎるわよ……何が好きよ……」
「さっきは松田一人だったけど、まぁ確かに三人で帰ろうはデリカシーが無さすぎるな」
「もう好きになんなきゃよかったかな……」
好きと言う感情を知らなければこんな苦しい思いしなくて済んだのかもしれない。こんな黒い感情にまみれることも無かったのかもしれない。
「俺は今の真紀好きだよ、やっと人間になったなって感じ」
「なにそれ! 元から人間なんですけどっ」
「ははは、今日は帰ってきちまったけど、明日ちゃんと松田と話せ、話さなきゃお互い分からないこともある」
「……話せるかな」
「嫌でも会社で顔合わせるんだから話せるよ」
「いや、それはそうなんだけど……」
あっという間に私の降りる駅に着いた。
電車から降りる際に「頑張れよ」と私の頭をポンと軽く叩いて笑顔で見送ってくれた。
「橅木……ごめんね」
「何があったんだかさっぱり分かんねーけど、真紀がまた泣いてるってただことじゃ無いだろ、ほっとける訳ないだろ」
「……またマコトが来てた、さっきそこで会って一緒に帰ろうって、そしたら松田君三人で帰ろうとか言うんだよ? 酷すぎるわよ……何が好きよ……」
「さっきは松田一人だったけど、まぁ確かに三人で帰ろうはデリカシーが無さすぎるな」
「もう好きになんなきゃよかったかな……」
好きと言う感情を知らなければこんな苦しい思いしなくて済んだのかもしれない。こんな黒い感情にまみれることも無かったのかもしれない。
「俺は今の真紀好きだよ、やっと人間になったなって感じ」
「なにそれ! 元から人間なんですけどっ」
「ははは、今日は帰ってきちまったけど、明日ちゃんと松田と話せ、話さなきゃお互い分からないこともある」
「……話せるかな」
「嫌でも会社で顔合わせるんだから話せるよ」
「いや、それはそうなんだけど……」
あっという間に私の降りる駅に着いた。
電車から降りる際に「頑張れよ」と私の頭をポンと軽く叩いて笑顔で見送ってくれた。