強面お巡りさんはギャルを愛しすぎている

 修一郎さんの肩が私の肩にコツンと触れた。覗き込んでくる彼のサラサラの黒髪が私の耳元をくすぐってくる。「ああ、これは」と説明してくれるが全く話が頭に入って来ない。
 横目で見る彼の横顔は美しい鼻筋をしていて一気に心拍数が上昇していく。

 (尊い尊い尊いッ!!)

 写真を見ていた彼がこちらに向き目があったかと思ったが、視線がすぐにズレた。急に私の両肩を掴み、体を修一郎さんの方へと強引に向けられた。

「この絆創膏どうした?」
「え、あ、えっとこれは……」

 話をしようとする前に、ハイネックから少しはみ出ていた絆創膏を剝がされた。

「あ、あの……」
「……俺、こんなところに付けた記憶ないけど」

 ハイネック部分を首元まで下げられ痕をまじまじと見ている修一郎さんの目が怒っている。
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