強面お巡りさんはギャルを愛しすぎている
雑誌も続々と新たなギャルが現れて、私は編集さんから呼ばれる回数が減った。
私はまた孤独に戻りたくなかった。襲い掛かってくる寂寥感に怯えていた。だから必死にお金を撒いて彼らを繋ぎ止めていた。奴らは金の前では平伏し、私のそばから離れることはなかった。
ある日の夜、今日はみんなから集まれないと連絡があり拗ねた私は一人渋谷の街を歩いていた。もしかしたら、誰かしら顔見知りに出会えると思って。
ぶらぶらと歩いていると突如後ろから手を引かれ、人気のない裏路地に引き摺り込まれた。
「いったぁー……誰よ?!」
顔を上げると見たことのない男二人組だった。掴まれた腕は折れてしまうのではないかと言うぐらい強い力で握られていた。
「痛いってやめろッ! 離せぇ!」
「こいつやっぱり雑誌の女ですよ」
「そうか、ならかなりイイ値段で売れるな」
「な、なんの話よ……大声上げるわよ」
手を捻りあげられるのと同時に口にガムテープを貼られた。私の叫び声は虚しくも口内で籠った。
ここ最近雑誌の取材だとギャルを騙しAVの撮影を無理矢理する集団が現れると噂されていたが、まさかこいつらが……?!