強面お巡りさんはギャルを愛しすぎている
抵抗していると道に寄せてあったワゴン車の扉が開いた。渋谷には人が溢れているのに何故かこの道には誰も通らなかった。路地の出入り口でも塞いでいるのかもしれない。
(連れていかれるッ)
覚悟を決め目を堅く閉じると耳元で「グエッ」と男の悲鳴が聞こえた。
恐る恐る目を開けるとそこにはいつもと格好は違うが、強面のお巡りさんが立っていた。
「お前たちこの少女に何をしようとしてたんだ」
お巡りさんは私の手を掴んでいた男の手を捻り上げ、私は解放された。
口に貼られていたガムテープを剥がし叫んだ。
「お巡りさん! 後ろッ!!」