俺様社長は奥手な秘書の初めてを奪う
藤堂快の質問に、騒がしかった体育館が静まり返った。
「……それではもったいないです。時間は刻一刻と過ぎていき、のんびりしていたら明日死ぬかもしれません。置かれた状況で全力を出し、現状をよりよくしていくべきです、この大人たちに守られ恵まれた環境で努力し、外の自由な世界に出たときに思い切り飛躍する。誰のためでもない……自分のために。そう気持ちを切り替えた途端、勉強が楽しくて仕方なくなりますよ」
「……っ」
うっすらと微笑んだ彼に、また胸がドキッと騒ぐ。
(今まで、ただ家族の期待に応えるために必死に生きてきた。
彼の言う外の自由な世界とは、どんな場所なんだろう。
楽しいものなのかな……?)
講演会が終わってからも、彼の言葉を頭の中で一つ一つを反芻する。
(自分の道は、自分で決めていく……か)
「えっ、可愛い」
「……それではもったいないです。時間は刻一刻と過ぎていき、のんびりしていたら明日死ぬかもしれません。置かれた状況で全力を出し、現状をよりよくしていくべきです、この大人たちに守られ恵まれた環境で努力し、外の自由な世界に出たときに思い切り飛躍する。誰のためでもない……自分のために。そう気持ちを切り替えた途端、勉強が楽しくて仕方なくなりますよ」
「……っ」
うっすらと微笑んだ彼に、また胸がドキッと騒ぐ。
(今まで、ただ家族の期待に応えるために必死に生きてきた。
彼の言う外の自由な世界とは、どんな場所なんだろう。
楽しいものなのかな……?)
講演会が終わってからも、彼の言葉を頭の中で一つ一つを反芻する。
(自分の道は、自分で決めていく……か)
「えっ、可愛い」