隣の席の一条くん。
「ごめんなさい…!大丈夫ですか…!?」

「いった〜…。なんなのよ、あんたっ」


その人は、金のメッシュが入った茶髪の前髪をかき上げる。


第ニボタンまで開いた胸元。

そこから見える、シルバーのネックレス。


…あ。

この人…知ってる。


確か、3年4組の――。


「…エリ?」


突然、頭上から声がした。

見上げると――。


「一条くん…!」
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