隣の席の一条くん。
「気安くエリに触んないでっ!」
わたしが近づこうとしたら、腕で払い除けられてしまった。
「じゃ、俺先に行くから。花宮さんも早く行かないと遅れるよ」
一条くんは、何事もなかったかのようにわたしたちの横を通り過ぎようとした、――そのとき。
「…待ってよ、晴翔!」
尻もちをついていたエリさんが、一条くんのズボンの裾をつかんで呼び止めた。
「…なに?エリ」
「エリのことは、抱き起こしてくれないの…?」
わたしが近づこうとしたら、腕で払い除けられてしまった。
「じゃ、俺先に行くから。花宮さんも早く行かないと遅れるよ」
一条くんは、何事もなかったかのようにわたしたちの横を通り過ぎようとした、――そのとき。
「…待ってよ、晴翔!」
尻もちをついていたエリさんが、一条くんのズボンの裾をつかんで呼び止めた。
「…なに?エリ」
「エリのことは、抱き起こしてくれないの…?」