隣の席の一条くん。
そして、ゆっくりと開けられたカーテンの隙間から、彼が顔を出した。


「見っけ」


それは、思った通り一条くんだった…!


「…一条くん!」

「意外と元気そうじゃん」


そう言って、一条くんはわたしのベッドに腰を下ろす。


さっきの保健室の先生とのやり取りを聞いていると、どうやら一条くんはこれまでもたびたび保健室にサボりにきていたよう。


「なに〜?サボり?」
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