不良男子と私の話。
『朝陽と過ごす』
「朝陽は頑張ってママと離れたのに?ママが頑張らないの?」
と、湊に言われ…やっと、学校に行く決意が出来た。
ある意味、湊に感謝だね。
湊がいなかったら一生行けそうになかった。
自転車の後ろに乗って泣いたのは内緒。
側から見たら、
彼氏と喧嘩した彼女みたいになっている…
湊に気付かれないようにと思ってたけど、不意に見られ笑われた。
「紗良がママになってしまった事が何だか嬉しいようで、寂しいよ」
『自分でも不思議』
「俺の相手もよろしくな」
『うん』
学校の近くで2人乗りしてたら、先生に怒られるから途中から歩いて登校した。
久しぶりに湊と手を繋いだけど…素敵すぎる。
3週間前が、
こんなに遠く感じるのは初めてかも。
3週間前は当たり前のように手を繋いで登校していたけど…今は手を繋いだだけでドキドキが止まりません。
いま、眼中には湊しかいません。
キスしたいけど、我慢しときます。
と、
思ったら自転車置き場でキスされた。
誰かに見られていませんように…