不良男子と私の話。
待ってる間に寝てしまったらしく、湊の電話で目を覚ました。
「早く開けて」
『あ、ごめん…寝てた』
と、
変に電話で寝てた事を報告した。
玄関を開けると、会いたかった湊に抱っこひもで抱っこされて寝ていた朝陽。
『おかえり』
「死んでるのかと思った」
『生きてた』
「朝陽、みんなに抱っこされて疲れたみたいよ。ずっと寝てる」
『荒川さん喜んでた?』
「俺そっくりらしいよ」
『そうなんだ、でも産まれた時ママが紗良に似てないって言ってた』
「俺にも似てなかったらヤバいね、良かったわ!」
『良かった。湊の小さい時、可愛かったんだね。今じゃ大違いだね』
と、
笑うと軽く睨まれた。
笑える。
湊にもこんな可愛い時があったんだね。
湊の小さい時を覚えてくれてる人がいて、嬉しい。