禁忌は解禁される
いくら眠っているとはいえ、その無防備な姿にまた欲情し身体が反応する。

「ねぇ…一颯。
起きて?」
身体を揺する。

「んん……颯、天…」
「おはよ…ってまだ、夜中だけどね……」
「あれ?私……」
「俺が夢中になりすぎて、意識飛ばしたんだ一颯。
ごめんね……」
「……はっ!もう、帰らないと……
お父さんが心配する」
ガバッと起きて、ベットを下りようとする一颯。
それを後ろから抱き締めた。

「大丈夫。町野に連絡させたから」

「え………?なんて……言った…の…?」

「愛し合ってるって!」

「え━━━━?」
信じられない思いで振り返り、颯天を見る一颯。

「嘘」
「へ?」
「姉ちゃんと喧嘩して、仲直りする為に今日はホテルに泊まるって言った」

ドン━━━━━━!!!!
一颯は颯天のみぞおちの辺りを、おもいっきり殴った。

「……ってぇ。
一颯…これは、さすがにいてぇよ……
…って、え━━━
いぶ、き…?」
一颯の目から、涙が溢れていた。

「ごめん!一颯!
ごめんな……ちょっと意地悪しすぎた。
ごめん……!」
必死で謝り、一颯の涙を拭う颯天。

「こんなこと、誰にも言わないで……!
お父さんが知ったら、どう思うか……」
「わかってるよ…ごめん……」
そう言って、一颯を抱き締めた。

「ねぇ…」
「何?」
「もう一回抱かせて?」
「もう、ダメ…!身体がもたない…」
「へぇー。
じゃあ…嫌じゃないんだ!」

「え?それは、ち…違っ!」
「フフ…てか、抱くけどね…!
もう…止まんねぇし……好きすぎて……」

そう言って再び組み敷かれ、身体中貪られた。

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