オフィスの華(令和版)~若社長と秘書のHONEYなヒミツの関係~
私はほろ酔いで、クルーザーに乗り込んだ。
皆、念の為に救命胴衣を着用する。


船内にはテレビにソファー、テーブル、小さなキッチンが完備されていた。

「生活できそうだな…耶刃」

「これで四国まで行ったコトあるんだぞ、祐早斗」

「へぇー…」

耶刃常務は舵を取りながら、祐早斗さんを話をする。船はどんどんと波止場を離れてい、沖へと出て行く。意外と船内は揺れた。

私はその揺れに言え知れない不安を抱く。
そして、胸がムカつき始めた。

「どうした?華」

私の異変に最初に気づいたのは祐早斗さん。

「何だか吐きそうな顔してるぞ…」

「どうした?大丈夫か?」
トーマさんも私の顔を心配そうに覗き込む。

「祐早斗、デッキに連れ出して、新鮮な空気吸わせてやれ」

常務のアドバイスを受けて、祐早斗さんが私をデッキに連れ出してくれた。

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